まさおの脳みそ

ぼくの脳みそ

お題トーク バレンタインデーのおもひで

 今週のお題「バレンタインデー」

 バレンタインデー。学生の頃は、貰えもしないチョコレートに思いを馳せて、その度にしょんぼりし続けた苦い思い出(チョコレートだけに)がありますが、皆さんは如何でしょうか。

 日本において【付き合う】と言う事は、恋愛の関係形成において、重要な事だとされています。宗教が実質無いようなもんだから、お互いの意思を伝えあって契約する事が大切なんだね。

話がずれたけど、付き合うには基本的に告白が必要で、告白は失敗したときに精神的に多大なダメージを受けるので、こういった、告白の背中を押してくれるイベントは非常に重要なわけです。

 高校生の当時は、だれかくれるんじゃないかなドキドキと思っていましたが、基本的に、告白する相手に、パートナーがいないかどうかを確認してからじゃないと、チョコレートは渡しにくいと思うので、だれからも君、彼女っているの・・・?と聞かれた事の無かった俺には、貰えるチャンスなどなかったのだ・・・。

 

 基本的には、女性が、恋愛対象者に対しての思いを込めて、手作りチョコを作ったり、何時間も迷いながら、自分の気持ちに合ったチョコを選んだりする時間は、おっさんからすると、非常に尊いものを感じます。

 そういった事に思いを馳せて、返すことのないホワイトデーのお返しに悩む自分が懐かしいです。

 大学の頃のバレンタインデーは滅茶苦茶衝撃的なイベントだったはずなんですけど、いろいろ衝撃的過ぎるのと、忘れたい過去過ぎて詳細を記憶からフっ飛ばしてしまったので、今後もっとおっさんになって、当時の関係者からフランクに思い出の詳細を聞けるようになった時にどこかに書こうと思う。

 

 とにかく、気持ちを伝える子は頑張れ・・・。

 そして、おれと同じような悲しみを感じる男子を増やさないでくれ・・・。

未だに忘れられない過去

 衝撃的な事であったり、命の危険を感じたことと言うのは、なかなか忘れることが出来ないと思う。今回はそんな思い出の一つを書いていきたい。

 高校生の頃、クラスにI君と言う男の子が居た。その子の家に生えていた大木と似た、大きくて優しい、気の弱い男の子であった。

 僕は、高校時代は、みんなと仲が良かったが、グループ分けの時に、特定の人間と絶対に一緒になる、と言うことも少なかったので、気の弱いI君と、同じグループになる事が多かった。

 

 高校の卒業遠足のようなモノで、僕らはUSJへ行くことが出来た。今のようなCOOLJAPAN推しではない、純粋に映画ファンへのテーマパークだったころのUSJである。

 金曜ロードショー子守歌代わりに育った僕は、単純にこの機会が楽しみであった。

 この機会は、もはや大学への間もない期間で、クラスのやんちゃ気味の人間ですら、なんか調子に乗ったり、イジめたり、先生に迷惑かけんのダサ過ぎるから、辞めようぜ。大人になったじゃん俺たち・・・。みたいな空気で最高だった。

 だから、グループ分けとかも、先生は僕たちを信頼してノータッチで、お前ら決めてええよ。と言った感じだった。

 バックトゥと、ジュラシックパークターミネーター2だけ見たかった。それだけで金ローキッズの僕は満足出来た。ちょうどI君と、その友達のM君も、どこに行くか決めかねていたようで、僕らの需要と供給は一致し、一緒に回ることになった。本当は、女性と回りたい気持ちはあったけれど、クラスに女子は4人しか居なくて、すでにほとんどが彼氏持ちで、その内の1人は、【パパ】が居るという噂があるくらいの女傑で在った為、男だけで回るのが確実に平和であった。

 

 IとMと、ジュラシックパークの列に並びながら、I君が体臭キツイのにこんなに並ぶのは申し訳ない。と言っているのをなだめながらも、いよいよ僕たちに順番が回ってきた。

 輝かしい高校生活、一つになったクラスの皆、もうすぐ見える楽しい大学生活。その間の、青春の特別な1ページが今から始まるんだ。

 

 ここで、解説しよう。

 ジュラシックパークのアトラクション。今は変わったかもしれないが、当初の物は大迫力の急流すべりをイメージして下さい。

小規模(5-6人)で一つの舟に乗るようなものではなく、多分4-5人×4列ほどの20人位は優に乗れるような大きい舟の乗り物だった。

舟の安全装置(ジャングルを回りながらかなりの天空まで高度を上げてから一気に落ちるわけだから、当然必要だよね。なかったら死ぬレベルの落差。普通の急流滑りの比ではない危険度)は、一人ひとりに安全バーが設定されているものではなく、1列に、大きいバーが1本、お腹と太もも辺りを固定するようなしっかりしたモノが常備されていた。さすがUFJ。大企業の確かな安心を提供してくれる。

ここまで解説。

 

 僕らは、たまたま最前列、かぶり付きで、アトラクションを楽しめるポジショニングだった。

はっきり言ってこれは僥倖で、誰に邪魔されることもなく色んな恐竜とサイバーな施設が見れる。映画ファンとしては、至上のひと時。人生のピークであった。

 ガチャ。

 安全バーをお姉さんが下げた音だ。しかし、全然お腹にバーはついていない。

 これはよくある事で、ある程度までスタッフがバーを下げた後、機械が勝手に乗客のちょうどいい高さまで、アジャストする機能が、アトラクションには往々にしてついている場合がある。そう僕が思っている間に、行ってらっしゃい!の声とともに、舟が出発した。

 バーは依然と下がらない。

 右を見た。I君だ。大木の様だと比喩をした彼のからだには、ガッチリと、バーが食い込んでいる。

 ガッチリと、バーが、食い込んでいる。

 

 奥のM君と目が合った。彼の目からはいつもの生意気な光が消えていた。

 I君のボストロールの様な体系に阻まれて、安全バーは僕らの臀部のはるか上で止まっている。スカスカだ。つまり、しがみ付くことはできるが、お尻は浮くし、落ちる時に舟から飛ばされる事も考えられる。

 文字通りの、デッドオアアライブ。僕らを殺すのは、恐竜ではなく、ボストロールだ。

 辺りの穏やかな恐竜たちの景色など、僕とM君の目には入らない、安全バーを無理やり下げようとした。無駄だった。

 後ろを見る余裕もない。僕は、生きる為に頭をフル回転させた。たぶんあの時が一番脳が活性化した。

 ふと、足元を見ると、手荷物を見つけた、これを、バーとお腹の間に入れると、隙間が埋まって、生き延びることが出来るかもしれない。M君にアイコンタクトでそれを伝えたとき。僕の目の前には、終焉を感じさせるT-REXが、雄たけびを上げていたーーーーー・・・・。。

 ガクっ、身体が浮いた。眼鏡が飛んでいきそうだ。しかし、バーを持つ手を緩めることは、最悪死を意味する。M君は、普段クールなキャラだが、思いっきり叫んでいたように思う。鞄の中がスカスカで、ほとんど意味がないじゃないか。そういうことを感じながら、落ちていった・・。

 

 結果僕らは生還した。生き残った、M君を見ると、5歳ほど老けて見えた。人間、こういう時、本当にそうなるんだ・・・。そういうことを感じながら、先へ進むと、写真コーナーがある。ジュラシックパークのアトラクションは、最後の落ちていくところの、写真を勝手に撮影し、気に入ったものは後から買えるサービスを行っていたのだ。

 気も抜けていたので、本当に、ふっと見た写真には、全力でバーをつかむ僕とM君に挟まれて、普通に怖くて泣いているI君が写っていた。

 泣きたいのは俺らじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 以上が、僕の体験談ですが、正直、年月が経つにつれ、忘れていることもあるので、すげえオーバーな描写だったりします。が、あの光景は忘れることはない。

 ちなみに冷静に考えると、器と一緒に中身の物が落ちても、ほとんど器の中身は損なわれない事から、そこまでガッチガチに安全バーで固定する必要もなかったのかな、と思います。そうじゃないと親子で乗る人とか、子供が僕と同じような体験を毎回していることになるもんね。でも、あの時は、本気で死ぬんじゃないかと、心底ビビった。

 

 ※追記

 バーは実質お飾りでも、力学上問題ないそうです。と知恵袋に乗っていたんで、ただただ僕が勝手にビビっただけの話ですね

【ドラマ】BG・隣青・もみ冬・99.9

 前回の記事の続きです。

 

 ・BG~身辺警護人~

 木村拓哉主演。

 元々超凄腕のボディーガードだったキムタク。今は引退して、民間のガードマン派遣会社で交通整理の仕事をして暮らしていた。

 そんななか、会社内部で、ボディーガード専門の部署を設立することに、現金輸送関係のガードマン等、各部署のエリートたちが集められる中、元の来歴を知る上司によって、そこに転属を勧められるキムタク。しかしBGの世界では、一度失敗した者は、信用がなくなるので、引退せざるを得ない。それに、1度引退した身で、ブランクもある。断ろうとしたが、身分を隠して、もう一度BGをやる様に口説かれてしまう。

 伝説のBGの復帰、警察やSPとの確執、個性の強いメンバーとの仕事、キムタクの明日はどっちだ!

 と言う内容。

 今更ですが、覚えも完ぺきではないし、ネタバレあります。注意。

 

 このドラマを一言で表すと、キムタク。です。

 

 1話の序盤のあらすじは、前述した様なものだったはずなので、僕は感心したんです。今までのキムタク出演の作品は、他の作品に比べ、キムタクKAKKEEEEEEEEEの要素が強く(しかも涼しい顔でやってのけることが多い。)それが面白いんですが、ちょっとパターン化され過ぎていた気がしたから。(ドラマオリジナル脚本でキムタク主演だと、脚本家が、緊張してしまうんでしょうか、それともキムタククラスになると、脚本に手を出せるんでしょうか、それともたまたまでしょうか)

そんな中、ちょっと中年感を態と出し、交通整備のおじさんの服まで着て、更にあんまり動ける設定ではなかった。こんなキムタクが出てきたんです。ブランクが戻るまで、長年の経験でアドバイスしながら、周りの個性たっぷりの人間を動かして、チームワークで、大きい仕事をやっていくんだ!と思いました。

 しかし、1話の後半に行くにつれ

 ブランクがある→ちょっと走りこむだけで戻る。体力もかなり戻る。作業員のおっさん感はかっこいいスーツを着た瞬間に無くなってしまう。

 

 個性豊かなチームメンバー→空気。ライバルっぽいキャラは1話の途中で一時的にBGチームから外れる。(2話の最後の時点では、まだ帰ってきていない)間宮君はほんと一般人感がすごくてかなしい。

 

 チームで協力→キムタク一人で解決をほとんどしている。他の人間はシーンによって邪魔ばかりしている。

 

 みたいな感じになってしまい、2話の時点では、安心するいつものキムタクドラマになっていました。

 いつものキムタクドラマと言っても、僕の期待から外れただけで、ドラマとしての本筋は王道一直線で、かなり面白く、完成度も高いものになっているように思います。

 

 派遣のBGにしては、かなり見ごたえのあるアクションシーンがあり、民間企業のスケールでは完全に無いので、良いです。

 気になるのは車のエンブレムでしょうか、スポンサー等の関係かもしれませんが、セダン車等のエンブレムが、公式のものではない、オリジナルの物を付けています。ファンからしたら【スマステーション】のエンブレムに似ているようですが、主観では、バカでかい糞ダサいものにしか見えないです、あの映像作品をあれだけでかなり安っぽくしてしまっているので、是非何とかしてほしいです。

 良かった点は、上記以外のところすべてです。お金をかけているのか、他のドラマでたまに見かけられる、安っぽさみたいなのは無かったな。99.9、アンナチュラル、BGは特に見受けられにくいです。

 

 ・隣の家族は青く見える

 この作品に関してだけ特に途中から視聴しているので、よりざっくばらんな紹介だが、

 あるデザイナーズ集合住宅に4組の過程が共同で入ることになった。その住居は、一つ一つの家は別々なのだが、お洒落な庭が、各住居の入口と隣接している共用スペースになっているような、ユルい共同生活を送れるような家だった。

 そして、各家族には、他人には言えない悩みや、思い・問題があるが、共同生活を通じて、他の家族とかかわるうちに、所謂隣の芝生は青く見える状態になったりする・・・。と言う感じの内容だ。

 ※良い点

 ・各家族の人間性が良い

 ヒューマンドラマのわりに、ムカつく人間が少ない(居るが)。良い人間が多く、視聴に大きなストレスを感じない。視聴前は、他人にうらやましいという気持ちを抱かせるような作風で、視聴するのに体力が要るんじゃないかなと思いましたが、ふわっと見れる。

 ・各家族の問題が深い。

 夫婦生活の中で妊娠出来ずに、不妊治療への興味を持ちだした家族。同性愛者同士の男性二人組。過酷な業務に耐え切れず、早期退職を行った父親と、インスタが好きでちょっと見栄っ張りな妻と、子供二人の家族、訳アリなイケメン旦那と、ラブラブなイケイケ女性の夫婦(子供欲しくない)。

 この現代、考えるべき問題をちゃんとテーマに据えているのは、個人的に好感触だった。

 前述した、みんな性格が基本的には良い、と言う所もあって、皆オトナな感じで、問題と冷静に向き合っている姿勢も好感触だった。

 

 ・深キョン

 深キョンはかわいい。

 

 ・松ケン

 松ケンはかわいい。

 

 ・勉強になる

 特に不妊治療に関しては、無知だからこそ、失礼な態度を取ってしまう人間が多いと思うが、そういった人間にも解り易く、この問題を学べるような作りとなっている。

 マツケンも、不妊治療に関してちょっとドライに見えるけど、本質的には滅茶苦茶良いやつで、反応は薄いけど、行動はしているし、世の旦那さんが、参考にしやすいんじゃないかな。

 

 悪い所

 ・見栄っ張りインスタババアの存在

 彼女の存在がなければ、このドラマはこのドラマ足り得ないのだろうけれど、それでもムカつくことはこの上ない。他人の家庭に口を出し、気に入らない事があれば夫にぶつける専業主婦。心が痛い、母親としては素晴らしいのだが、それだけ。俺の個人的に嫌いな人間像の極値をそのまま持ってきた感じ。不快。

 多分この人の悩みとかの回が放映されれば、手のひらひっくり返しまくるんだろうけど、今ほんま嫌いなんだよな。

  

 

 

 ※※もみ消して、冬~わが家の問題無かったことに~

 家族全員がエリートで、医師、弁護士、警察官の3兄妹が、巻き起こる不祥事を、それぞれのスキルを活かして、もみ消していくコメディ。

 末っ子の検察官(山田良介)(超善良)が、怖い兄と姉のケツに敷かれて、モノを盗んだり、不法侵入したり、嘘をついたり、そういった悪い事を行っていき、不祥事を糞力技で解決していきながらも、その中で、家族愛等を改めて実感するハートフルなシーンを入れてお茶を濁したりする、コメディ。

 良かったたところ

 ・SE

 火サスのアノSEとかを使って、ショッキングな様を表現していたりする、ホンマに王道なんですけど、鳴るとわかっていても、実際にそのSEを聞かせて、クスリとさせてくれるのは良い。

 ・次回予告

 次回予告の絵力がすごい。蓋を開けてみると大したことは無かったりするんですが、オーバーな引きのばかばかしさは良いです。

 

 ・波留

 個人的に好きなんだよなあ。

 

 

 悪かったところ

 ・不祥事の規模の小ささ

 完璧すぎる超大物達の家庭が、ほんの小規模の不詳事に、大慌てして、全力でもみ消しに行く。と言う設定がめちゃくちゃ面白いので、不祥事の規模を大きくしにくいのは理解できるのですが、いくらなんでもしょぼ過ぎでは?と言う回があったりする。でも最終回になるにつれエスカレートしていく図式ならば、それはそれでいいです。

 ・マンネリ感

 もう出てきている。早くない?俺がライトに見過ぎているだけ?

 全然毎週あっさり見れるんですが、でもはよ次見せてくれ!おもしろい!となるドラマではないです。

 もっと、素材とか設定は良いから、爆発させてほしいなあ。

 

 

 99.9

 松潤が弁護士のドラマ。

 普通の弁護と違い、刑事事件の専門の弁護をテーマにした作品。

 99.9とは、刑事事件が99.9%が有罪になると言うことが由来のタイトル。 

実質逆転裁判的なアレ。それのシーズン2。

 

 開始2話目にして、前シーズンでの最大の謎を回収したハズなので、これから先どうなるのか。

 多分一番面白そうですが、まだあんまりちゃんと見てないんだよな、一気見したい。