まさおの脳みそ

ぼくの脳みそ

2018冬ドラマ感想

 僕は元来アニメとか、ゲームで時間を潰す人間であったのだが、生活リズムが変わった事、同じコミュニティの人間と話を合わせるうえで都合が良い事からいつの間にかドラマを見るようになってしまった。(見ると言っても、書き出してみると少なかった。恥ずかし)

ゼルダの伝説等のゲームやゲームオブスローンズ等の海外ドラマを見た方が刺さるということは知っているのに。知っているのに。

 

 と言うわけで感想です。どうぞ

 

 ※※簡潔に一言で各ドラマ感想※※

 ・トドメの接吻 ダブルチーズバーガー

 ・アンナチュラル ゴン=フリークス

 ・ファイナルカット チープ感のある冴羽 獠

 ・リピート スレンダー女子より、ふっくら女性が好きな人は、毎週貫地谷しほりの天使っぷりを見て癒されよう。ありがとうございます。これに関しては、完全に海外ドラマより秀でております。冬の貫地谷しほりは女神。

 ・BG 木村拓哉

 ・隣の家族は青く見える サラダボウル

 ・もみ消して、冬 無

 ・99.9 楽しみ

 

 ※※以降感想

各あらすじはHPを見てくれ。俺もかなりざっくりではあるが書くが。

未だどのドラマも序盤なので、ネタバレも糞もないが、それでもネタバレ全開で書くので、注意を。

 後、適当に流し見した作品もあるので事実と違っていたらごめんなさい。

 

 長いので、上記4作の感想。

 

 ※トドメの接吻

 

www.ntv.co.jp

 山崎賢人(ホスト)が、門脇麦ちゃんにキスをされたら、死んで時が巻き戻っちゃった!死神みたいな麦ちゃんから逃げて、自分の死ぬ運命を変えちゃうぞ!

 というあらすじ。2話位の時点では死に戻り系ですね、Re:ゼロから始める異世界生活を思い出す。

 

 1話の序盤から、これは伏線だなあ。・・・と、すると、最終回はこういう展開になるのかな?みたいな事を考えるも、その伏線回収がなかなか早かったりして、最終的にどういった話にしていくのかが見えにくいのが現状です。(伏線回収早すぎ問題)

 伏線回収早すぎると、次週へのヒッパリが弱いんですよね。

 良い点

 ・山崎賢人君のかわいさ。

 山崎賢人君は、後述する窪田正孝君とW主演だったドラマ版デスノートで初めて知りました。演技力とかは僕は正直あんまりわからないですが(ネットで演技下手だなあと言う意見みても、実際にドラマを見ると気にならない)愛すべきドラマであったため、主演の二人は好きになりました。その後、両人ともに驚くほど流行り、供給過多なほどテレビに出てくれ、TVを普段あまり見ない僕でも、継続的に見ることが出来て、更に好印象を抱いている中、今までかわいい系の演技が多かった彼が、エロくて、したたかなホスト役を演じているのは、新鮮味があり良いです。1話序盤の釈由美子パイセンとのキスシーンはエロ過ぎて、良。でした。そんなキャラクター像ですが、隠しきれない賢人君のかわいさがにじんでるシーンが多くて良いです。と言うか賢人君の好感度が一定以上無いと、主人公のホストが結構嫌悪感のあるキャラ設定なので、見続けることが難しいと思います。

 ・わかりやすさ

 物語が解り易い。序盤は生死の掛かった展開の連続で、デッドオアアライブ感・疾走感がある。タイムリープモノになってからも解説役がいたりして、初心者歓迎感がある。

 ・新田 真剣佑

 良い。イケメン。好き。一緒に遊びに行きたい。

 結構前からかっこいいなあ。と思っていましたが、昨今バラエティとかでもたまに見かけることがあって、やさしそうなのに、オス感があってよいです。

 役柄もナチュラルな感じで〇。

 主人公(賢人君)の恋敵的な配役なんですけど、これの間に挟まれる空間良すぎでしょ。エデンかな?

 

 イケメン二人に挟まれる、初心者にもやさしいタイムリープものと言うことで、何となくダブルチーズバーガー感があるな。と思いました。キャッチー。でもあんまり深くはないと思う。

 

 ・悪い点

 ・チープ

 万人が頭をそこまで使わず見れるのは、非常に良いと思うんですが、ストーリーの根幹をもうちょっと匂わせた方が、1本筋が通って、見易いのではないだろうか。結構短距離の目標ばかりが提示されるので、奥深さはあまり無い様に思う。マクド

 ・伏線の解り易さ

 わざと解り易くしているんですが、それでも、もっとこのテーマに関してはじっくりヤったら?感のあるものも、もったいぶらずに視聴者に提供してくる。

 ・主人公の頭の悪さ

 もっと狡猾にするか、逆に人の良さをにじませるかしてほしい。現状子悪党感が強すぎて魅力が全くない。

 ・門脇麦

 麦ちゃんのキャラクター好きなんですけど、もっとヒロインヒロインしてくれれば良いのにな。

 俺は麦ちゃんヒロインとして見てるから不満があるけど、新木優ちゃんをヒロインとして見た方がいいのかもしれない。

 麦ちゃんの存在をミステリアスにするのが目的で、情報を小出しにしているのであれば、それは謎の彼女Xのように、情報があまりなくても魅力的なキャラクターを作り出すべきだったように思う。今魅力あんまりない。

 

 と言った感じ。ファストフード感のあるドラマです。でも、期待を裏切ってくれるにおいがプンプンするので、これからのストーリーが楽しみです。

 

  

 ※アンナチュラ

 

http://www.tbs.co.jp/um/img/cover.png

www.tbs.co.jp

 死体を解剖し、研究・事件性・危険性が在れば究明する、不自然死究明研究所(UDIラボ)と言う架空の組織の活動を描くドラマ。海外ドラマのBONESに近いだろうか。

 石原さとみ(勝利)窪田正孝(勝利)君が出てくる。ありがとう。

 特に石原さとみのメイクや、衣装は好きですね。ありがとう。

 

 良い点

 ・1話。良かった

 石原さとみの更衣室のシーン、ホワイトボードの出勤表でのわざとらしくない名称紹介の演出、逆に顧客に対して、と言うていで行われるUDIラボのわざとらしい説明、テンポがまあまあ良かった気がする。知りたいとこには時間かけてくれて良い。こいつはこんなキャラと言うのが、言葉でそこまで表現されてなくても解るようになっていた気がする。

 話の規模が、所謂推理モノを期待していた自分がびっくりするストーリーで、良い意味で裏切られたな。と思った。さじ加減を間違えると、は?!こんなオチ馬鹿かよ!推理する意味ないじゃん!!!!ばーか!!!!!!!となるが、あー、うらぎられた!と思ったので、こういうのもっと下さい。(ミステリ作品ちょっと興味あったときに、モルグ街の殺人を見たときに、は?!こんなオチ馬鹿かよ!推理する意味ないじゃん!!!!ばーか!!!!!!!となってしまった覚えがあります。素晴らしい作品なんですけど、作品の過程とか時代を取っ払った時に、俺はそう思ってしまったんじゃ)

 発想のスケールが大きいと感じたため、このドラマを一言でいうと、ゴン=フリークスだろうな。

 

 ・窪田君かわいい

 窪田君は良いです。友達になりたい。一緒に洗車したい。教えて欲しい。

 アクション出来て、バイクに乗れて、かわいい後輩と言う空気感があり、演技がうまいと思う(うまい下手解りませんが)ので、最高。眼鏡。最高。

 所謂一般人ポジションなんですけど、詮索深過ぎる所と、突っ走ってしまい過ぎ感があり、ここの描写は、所謂伏線になっているのかなと思うんですが、彼が実は相当イカれているキャラだったら嬉しいのにな、と感じています。

 

 ・恋愛要素に関して

 人間関係のドライ感というか、そういう描写が良いと思う。臭さが今のところあまりないので良いです、HPによると、井浦新さんと石原さとみが一番メインだと思うのですが、この二人の関係性は良いです。井浦さんの演じる中堂系と言う人間は、ビジネスライクで人間嫌いだと思うんですが、それでも、職場の人間の生死がかかる場面では、人間味があるが、余りデレない対応をしてくれるので、このキャラ造形は良いな。と思いました。普通ならベジータみたいにデレちゃうよなあの場面。何シーズンも続けて欲しいこの感じ。窪田君は、女性視聴者へのサービスシーンは多いんですが、おそらく石原さとみとはくっつかない感じがするので、お願いだから爆発力のあるシリアルキラーだったりしてくれないかな。

 

 

 悪い点

 ・特にない

 思い返すと特にない。気がする。2話はスケールで言うとそこまで大きくはなかったですが、サスペンスを見るぞ!と思って見ると、きちんとサスペンスなので、良い。

 ・2話井浦さんの、電話を受けてからのシーンを増やしてほしかった。あそこが一番見ていて気持ちがよいので。危機的状況が起こってからの石原さとみが、冷静で見ていてイライラしなかったのはよかった。

 やはり悪い点は今のところ無い。

 

 

 ※FINAL CUT

www.ktv.jp

 エスカレートするTV局の取材・編集。

 冤罪だったにも関わらず、行き過ぎたワイドショーの偏向報道で、犯人扱いされ、自殺した女性が居た。その女性の子供(亀梨くん)が、TV局に復讐するストーリー。

 復讐劇としてのテンプレート的作品で、1話に1人に対して復讐を行っていく。

 

 良い点

 ・復讐の動機付けが良い

 作中のTV局がやって来たことが、ダーク過ぎて笑える為、よっしゃやったれ(復讐しろ!)感があり、何の罪悪感もなく主人公が復讐する姿を見ていられる。1話は良かったと思う。

 復讐劇と言っても、ゲロ吐くほどブラックな感じではなく、結構あっさりスナック感覚で行っていくので、見る分には気楽。あっさり。

 

 ・ワイドショーの描写

 ミヤ〇屋をモデルにしたのかな?と思わせる、キナ臭いけどどこか魅力的なワイドショーをきちんと作り上げている。人間の汚さを再認識させてくれるし、亀梨くん、コレ、ぶっ潰そう。と視聴者が思える敵役がきちんと存在している。良い。

 何より、藤木直人演じる、宮根〇司感のあるMCが非常にキャッチーな悪役でいいです。僕は頭の良い極悪人を見たことがありますが、その人の思考と似ているキャラクターで、個人的にリアリティがあります。

 

 ・演者

 亀梨君良いです。トリプルフェイスを使って、捜査・復讐を行うのですが、動けて顔も良い。良いです。ドラマの雰囲気に合っている。色んな服装来ても、違和感はそこまで無い。雰囲気も重くし過ぎていないので、本当に気軽に見れる。でも重くすべきシーンでは、ちゃんと感情を出してくれているので、良いなと思いました。

 橋本環奈ちゃん。かわいい。好きな僕が見ても、むっちりとし過ぎている(好きの極致に近づいている)(磯山さやかのベクトル)ので、常人から見たら、ちょっとぽっちゃり気味に見えるのかな、と感じていましたが、奥さんから見ても、クッソかわいいらしいので、凄いタレント。役柄も、かなり軽い感じで、演技に違和感がないので良いです。今のところハシカンファンが毎週見れるだけのサービスシーンはあるので、見るモチベーションになります。

 栗山千明さん。きれい。ハシカンの姉ちゃん。出会いの少ないキャラクターを演じる中、恋をしてしまった時のかわいさ。違和感のないキャラ造形で、良い表情とかが見れるので、幸せ。キャスティング〇。

 ちなみに、ハシカンとも栗山千明とも、過去の炎上事件の真犯人を探す重要人物の為、亀梨君に騙されて付き合っている。男性の理想。この姉妹に挟まれて俺は死にたい。

 

 悪い点

 ・決め台詞

 すべてをダメにしてしまっている。しかしこのドラマを大いに記憶の残るものにしている為、一概にダメとは言えないかもしれない。でも要らない。

 ・頭の悪さ

 アンナチュラルの良いところは、割とみんな頭が良く、展開に無理がないところだったんですが、ファイナルカットでは、登場人物割とみんな抜けている所があり、リアリティが全くない。ぐだってたりする。

 藤木直人は、シーンによってはすげえ先読みしてたり、賢いな。と思えるところはある。

 結構題材も、キャストも、テンポも良いのに、決め台詞で台無しなところは、スケベなところだけが残念な冴羽 獠感がありました。しかし冴羽 獠は本気を出すと凄いので、本気を出してほしい。最終回に対しての伏線はちゃくちゃくと敷いているので、お願いだからおもしろさ爆発してくれ。

 

 

 ※リピート

 

www.ytv.co.jp

 タイムトラベル物。

 ある人物に突然集められた、性別も年齢も異なる10人の人間。彼らを招集した人間は、なんと過去に戻る力があると言う。訝しむ彼らに対し、当てる事が困難な予言を見事的中させた彼は、集めたメンバーに、良かったら過去に戻ってみないか?と提案する。

 本当に10か月過去に戻った彼らは、これから起こる不幸を変えたり、幸せになる為奔走する。 

 という話。

 

 良いところ

 ・貫地谷しほりの聖母感。かわいい。好き。

 ・仮面ライダーナイトが出演してる。良い。久しぶり。身長高い。

 ・ぱるるのヤバさに合った配役。

 

 ・ストーリーはよくあるタイムトラベル物、タイムトラベルが出来る謎の男が怪しく、サスペンスめいているが、基本的には、10か月戻った面々のやり直したい過去と、変えようとした結果が、1話ごとに描写される群像劇的なアレ。感動する場面もある。

 登場キャラクターが憎めない人が多く、愛着がわいてくる。

 最終回によって、評価が変わりそうなドラマ。謎の男の正体・一見無作為に集められたメンバーの共通点等、気持ちよく披露して気持ちよく終わってほしい。

 

 

 悪いところ

 ・今は特にない。しょうもない最終回だったら嫌だなあ。

 

日記 ゲーム

 スーパーファミコンの電源を入れるあの瞬間、他の事は頭の中から消え去っていた。

 

 そんなノスタルジックな画が頭の中に思い浮かんだのは、子供が出来、我が子がゲームの熱に狂乱する姿を想像したからだろうか、それとも、ゼルダの伝説BoWが久しぶりにわくわく体験を俺に与えてくれたからだろうか。

 あの頃、僕はゲームが大好きだった。親が自営業の共働きで、しかも休みは平日なので、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行く機会が多かった僕は、毎日退屈だと感じていた。双子の兄妹はいたのだが、毎日24時間一緒にいたので、二人で出来る遊びはやりつくしていた。

 公園で野球をして怒られたりして、外で遊ぶ気力もなくなった。(球技禁止!の看板がちょうど増え始めて話題になったりした時期だった。)

 そもそも遊び道具が少ない家だったように思う我が家、かまってもらいたくて、勤務中の母や父に声を掛けるも、邪魔だから静かにお利口にしてなさい。とよく説かれていた。

 そんな中、ハローマックスーパーファミコンと、SFC版人生ゲームを買って貰った。良い思い出過ぎて、青山剛昌先生の事が好きになり、YAIBAも好きになった。

 家族で行う人生ゲームは、本当に楽しく、僕の穴にすっぽりとハマった。

 

 ゲームは他人に迷惑をかけない。自分が欲しいリアクションも、ゲームの中のキャラクターがとってくれて寂しくない。現実では親にもあまりかまって貰えない自分が、ゲームの中ではヒーローになれる。

 将来の夢は、ウルトラマンと答える自分にとって、承認欲求を大いに満たしてくれる体験だった。

 かといって、周囲がゲームにハマる僕をみて良い印象は持っていなかったように思う。長時間ゲームばかりしていたので、祖父は寂しがり、親はゲームを買ってくれないことが多かった。

 でも、そんな中、おじいちゃんと一緒に、最寄り駅の中古ゲームショップへ向かい、パッケージの裏の説明や、かっこよさ、料金などを、穴が開くほど見比べ、おじいちゃんにとびきりのおねだりをして買って貰ったロックマンXを、周囲の反対を子供ながらわかっていながら、罪悪感を抱きながらやるゲームは、本当にワクワクした覚えがある。

 ここ5年程は、仕事のストレスを抱えて、集中できなかったり、どこかで似たようなシステムを体験した気がする、オリジナリティのないゲームをして新鮮味を感じにくくなったり、家族が出来て、好きな時間にゲームできなくなったりして、僕の中から、ゲームが好き、と言う気持ちが遠のいていっていた。

 

 でも、この前、BoWをプレイして、久しぶりに、あの頃のワクワクを取り戻せた。新鮮味のあるゲーム性、一緒に奥さんと子供とスイッチを囲んでプレイできた所もあったと思う。

 

 ゲームと言う趣味は、ゲームを必要としない人間には、嫌がられるけど、僕はゲームや漫画で文字を覚え、雑学や常識を学び、多くの友人とつながるきっかけになった。なんといっても自分の中のエンターテイメントの極地でもある。

 だからもう僕はゲームから逃げない。

 youtubeでゲーム実況をし、広告収入で不労所得を得、好きなことでいきて行く!!!!!

 

 

 

 嘘です。(youtuberの下り)

 

 ※追記 是非、検索して、SFC版の人生ゲームのパッケージを見てください。青山先生のすげえ楽しそうな世界がそこに広がっていて最高です。(ゲームの中のイラストは殆ど違うものとなっています。天使と悪魔はかわいらしいですが、デートイベントとかは不細工しか居なくて、全く面白みはないです。)

 あの時のゲームパッケージの魅力は何でしょうか、自分でゲームを買えない中、千載一遇のチャンスで大人が買ってくれる機会に見るアレは、パンドラの箱のような、妖しくも、これ以上に無い魅力を放っていたように感じます。

メダロット2、ポケモン赤・緑金・銀ロックマンX、マリオカート、差がフロンティア、あのあたりのパッケージは本当に心をくすぐる魅力がありますよね。

 奥さんは、子供には絶対ゲームを買い与えない派だったので、ちょっと喧嘩した覚えがあります。絶対僕は与えます。今はスプラトゥーンや、マリオオデッセイを奥さんと一緒にやることで、何とか許しを得ようとしています。漫画とかゲームって絶対勉強になると思うんだけどなあ。

 

 更に追記 これです ふるくささ0

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漫画村問題

  今日、打ち震えたツイートがあった。

  これは、無料かつ合法的に漫画が読める!事で有名な漫画村に対して、すごく解り易く問題定義(後述しますね)を図解で行っているツイートをみた上でのレスポンスですね。

 ビックリしました。自分がやっていることが所謂イナゴ的な行為であろうが、快楽を得て満足しちゃうし合法なので問題なし!とのことです。驚いたのは、自分がある種の加害者であるということを認識した上で、快楽を得れるという事(人間は基本的にいい子ちゃんで居たいという欲求があるはずなので、加害者になるのは基本的に嫌なハズ)、それをツイッターに書き込んだ上、バズってもツイートを削除せず(削除すればいいという問題ではもちろんありませんが、だれに何を言われようが今のところ自分の意見を変えていないと言う所に驚いています。)さらにこのアカウントはかなり前から存在していたようで、所謂なりすましや捨て垢、炎上狙いのアカウントではなさそうなところに驚いています。

 

 さて話は前述いたしました【問題定義をしてくれている】に戻りまして、漫画村の問題点を挙げていきますね。

 僕の知る限りの漫画村というサービス(迷惑行為)の問題点は、「著作権法の無い国で運営している、画像等のアップロードサイト」で「自分が作った漫画等のアップロードを自由に無料で行い、更に他人がアップロードしたものを無料で閲覧出来るソーシャルサービス」というイメージです。(間違っていたらすいません)

 上記の【てい】で、【誰か】が【自分が作ったという、てい】で【有名漫画】をアップロードして【他の多人数】が【無料】で漫画を見まくれる。という、小学生が考えたような言い訳をフルマックス導入して運営されている迷惑行為です。

 要は、本来の作者、出版社等に全く金が入らない、無料で漫画が読めるページです。

 

 無料で読める漫画サービスは、公的なものももちろん存在しますが、何らかの課金要素や、広告の表示により発生する広告料により、健全に運営されているものです。勿論運営者・作者にお金が入ってくる仕組みです。

 しかし、漫画村は、ダーク運営者ばかりが広告料を得、本来の出版社や、作者に全くお金は入ってきません。

 人間、生きていくにはお金が必要なわけで、仮に合法(本当でござるかぁ~?)としても、漫画村を利用することは、作者が食っていけなくなる。と言うことです。

 

 それを踏まえたうえで、最初のツイートを見ると、未だにショックですね。僕の見辛い文章とは全く正反対の、サルでもわかるような漫画村の問題点を挙げた図解を見た上で、あのツイートが出来る。驚きです。

 確かに、人間生きていけるのは、今生きているこの一生。なのです。ですので所謂刹那的な彼女の開き直りともとれる考えは、僕は正直認めたくはないですが、理解はできます。しかし彼女の考え方は僕は嫌いです。

 さて本題ですが、彼女の考えを見ていると、漫画村問題で、もやもやしていたことが、自分の中で整理できたところもあるのでかいていきたいです。

 

 

 ・1.漫画村について

 自分が常識のない、法律も知らない人間で、更にこのサービスを知っていたら、何の迷いもなく利用していたと思う。すごい!ネットまんが図書館だ!!!!と。

 しかもHPを見ると、違法じゃない!って書いている!これはすごい事だ!友達に教えよう!!!

 そう思うハズだ。だから、ツイートした子と、本質的には似ているのかもしれない。

 

 ・2.現実について

 まず、金がないと人は生きられない。

 漫画村は創作物にお金を産み出さない。

 漫画を描いて仕事にすることが物理的に不可能になる。

 漫画が死ぬ。

 悲しい。

 

 

 自分は、漫画をはじめとする創作物は好きだ。なんだったら自分でも何か作りたい。でもできない。モチベーションや技術。そういった諸々の問題があり作らないのだ。だからこそ、創作者に対しては、とても尊敬の念を抱いている、自分の何かを犠牲にして、人には作れないものを作る。これはとても辛いものであるはずだ。目には見えにくいが難しい事のハズだ、易い事ならば、もっともっと多い人間が創作者になっているハズだ。

 それらを見て僕は感動したりして、偶に人生を変えてしまうほどの衝撃を受けるのだ。

 それらは、他の人が本来会社で働いている時間や、遊んでいる時間の多くを犠牲にして生まれたものであり、創作物を購入しないと、多くの場合は、創作者は生きていく為に創作を辞めないといけなくなってしまう。これが現実だ。

 

 ・3.結果

 僕も頭が悪いので、先ほどまで頑張って理論を話そうとしていましたがやめます。

 感情論で行きます。

 上記のロジックを知らないなら、ぶっちゃけしょうがないよね。と思います。と同時に、上記のロジックを解り易く拡散することがこの問題において重要だと感じます。

 上記のロジックを知ったうえで、先のツイートの様な事を本心から思っているならば、口に出すな、と思う。その資格は全く無い様に思われる。勝手に読んでる分には知りませんが、漫画村が良いとかを、他の人に勧めたり拡散するな。と思う。それは作者が食えなくなっても知らない。と言うことで、緩やかな殺人じゃんって思うんだよな。人の人生を滅茶苦茶にすんなよ。と思う。

 

 

 後、今回思ったのが、漫画や創作物に対して、公の場で感想を述べる事は、その作品に対してお金を払った人間に対する対価の一つのように思う。

 創作物に対して、製作者が定めた対価を払うということは、消費者としての責任を果たしていることだと僕は思うからだ。だから、お金払ったけど、この漫画ほんまおもんなかったわ、読む価値なし。とかいう論調だと、まあまあわかるんですよ。商品レビューとかの価値が高いのってそういうとこだとも思うし。

 まあそういう所があって、お金払ってないなら、まず漫画とか映画とか創作物に対して語るな、漫画村についてもだ。と言うのが僕が今回思ったことですね。

 

 後、書いていて、立読みとかもダメじゃん。って思ったよ。知っていたけど更に。

 立ち読みは正直、購入につながるケースがほとんどなので、この問題とは別問題に近いとも思うが。

 と言うか漫画村が問題なのって、余りにも手軽すぎんだよな。友人に教えてあげよう。みたいなときに、URLポイってLINEに乗っければ、あっと言う間にコミュニティ中に広がって、罪悪感が無くなって、更に別のコミュニティに広がって、みんな使ってるからいいじゃん。って思っちゃう。漫画を購入する手間より楽だし。

 拡散力が強すぎて、立ち読みで発生する実害とはケタが違うんだろうな。と思う。だからやめよう。思っているより一人一人の拡散力や影響力は強い。自分だけがやってる人って少ないんじゃないかな。気軽に拡散してるかもしれないけど、本当に作者の首を皆でじりじり締めていることを自覚すればいいと思うな。

 (逆に、漫画と言うコンテンツを殺したければ、かなり良い方法かもしれないね。でも漫画が生み出す経済効果はめちゃんこデカいと思うので、結果自分が苦しくなると思うので、やっぱり殺すのはやめておいた方がよいと思う。)

 

 

 

 ・追記、記事を上げるまえに調べたところ、漫画村の仕様が僕の記憶と変わっており、(前年10月に仕様変更したようだ)【ネット上の画像を機械で収集して保存したものを上げているキュレーションサイト】で【著作権等の管理は画像の収集元に聞いてください】的なノリになっておりましたことを報告いたします。要は、ネット上の画像を集めて記事にしてるよ、著作権を無視しているのは画像の元のページだし、こっちに言われても知ったことじゃねーよ。と言うシステムでしょうか。余計に達が悪いな。

 

 ・さらに追記。本文の漫画村の仕様はフリーブックスの仕様だったかもしれない。ごっちゃになってたらすいません。