まさおの脳みそ

ぼくの脳みそ

炒飯について

 炒飯は、昔から定期的に月2回ほど趣味で作っている。

 個人的に、お店よりおいしいのであるが、全然こだわっていないし、うまみ調味料も全然使っちゃうし、炒飯 作り方でググった方法その物であるし意識が低いので、ホンモノでは無いのであるが、備忘録的に、書き記したいと思う。僕の炒飯の作り方。

 先ずはタマネギをみじん切りにする事(細かくて良い、細かすぎるくらい。君の限界にに挑戦した、微塵切られたタマネギを使ってくれ!)から始める。とにもかくにも俺の炒飯には、タマネギが必須であり、タマネギしか具が無くても、問題がないくらい、炒飯の主成分である。空気で言う窒素である。タマネギ炒飯がおいしいのである。一人前に、大きいタマネギを最低でも半分使おう、何なら1つでも良い。俺はかまわない(たぶん君には多い)、ごはんとタマネギの比率をみて、タマネギ入れすぎでしょ、と感じるくらいで良い、そして俺はタマネギをごま油で炒める。タマネギをごま油で溺死させるくらい、勢いが必要だ。処刑を始めて見て人がヒク様に。それくらいのヒキを、炒飯作ったことのない人間に与えるくらいごま油を入れる必要がある。(現実的には、炒飯を炒める前段階なので、500円玉4つ分くらいに薄くがのびれは良いかな)そして、弱火でじっくりタマネギだけ炒めるのだ。焦げる手前まで。

 その間に、俺は別の素材を用意する。オススメはニンニクである。タマネギとニンニクが入っている料理はすべからくおいしい。誰でも知ってるね。賢い。

 ニンニクは1カケである。2人前でも1カケで良いかもしれない。入れすぎると、ニンニク味に成ってしまう。逆にニンニク味にしたければ、前行程の、弱火で炒めるのをタマネギから、ニンニクに変えた方がよい。(その際、タマネギは、事前に炒めず、具材と一緒のタイミングで炒める。)

 その油をそのまま炒飯に流用したいので、決して焦がしてはいけない。ニンニク炒飯にする場合、みじん切りのニンニク1カケを他の具材と同じタイミングで入れ、人数分のカケのスライスしたニンニクを、半ガーリックフライ状態にして炒(チャー)すると、好(ハオ)である。

 肉は、邪道かもしれないが、焼豚より、ソーセージを推す。本格的過ぎず、庶民の味感がでて良い。あと、ソーセージには、旨みが詰め込まれているので、全体的な味をNEXT STAGEまで引き上げてくれる、入れすぎると重いので、ニュービーには、「お、肉が入っていた僥倖!今日は一日ハッピー!」位の量を入れるのがオススメである。ちなみに僕は2名分でソーセージの一般的なアノ袋全て使う。ちょうど良し。他人には少し重いと思われる。初めての彼氏が出来た高校生のめんどくさい女子高生の恋の様に重い。

 僕は頭が悪いので以上の食材で十分であるが、彩りを考えると、微塵切りのにんじんと、ネギはあった方が良い。(最初のごま油の行程は、ネギの青いところを弱火でイクと、ネギ油に変わっておいしいという噂がある(僕の家には、ネギがぽつんと余っていることは少なかったので、作ったことがない))

 卵を使おう、1人前2-3個位入れても良いかもしれない、超大盛りで3つくらい。

 ココカラはいろいろな手法がある、1つの卵は事前にごはんと混ぜ、パラパラ要員にし(スリス・ショック・サスペンス)、残りの卵で食感の担当大臣になって貰う手法もおいしい。

 でも、正直、めんどくさいので、フライパンからオーラ(湯気)が漂うまで、チンッチンに加熱した後、どん引きするくらいのごま油を入れ(ごまの風味はほぼ吹き飛ぶが、サラダ油よりおいしい気がする。先ほど作った、ニンニク油/ネギ油が正義である場合これを流用した上で、ごま油を継ぎ足す。)(500円玉とかでたとえると洒落臭いので、1000円札2枚分よりちょっと多いくらい入れても良い。(一般人には重いかもしれない)油と卵の全量で、米の一粒一粒を覆う位のイメージ)すぐさま全部のかき混ぜた卵を突っ込んで、油と一体化させた瞬間に、米を全量入れ、炒(チャー)するのが、めんどくさくなくていい。卵入れてからは、クロックアップして一瞬で仕上げることが、炒人(チャージン)のたしなみである。(ごはんをパラパラにするには、油と一体化した卵で米の1粒1粒をコーティングするイメージをもってdoすると、大概のことは解決する。)ここで既に黄金飯が出来ていれば良である。

 ちなみに、炒飯の行程上、オーラをフライパンに纏わせてからは、基本的にフルマックスの火力でやって良いと思う。全ての水分を昇華させるのだ。レムリア・インパクト。

 ここで、タマネギを入れ、焦がさないように鍋をふるか、菜箸的なアレでかき混ぜ続けながら炒める、その後、感覚で、残りの食材を入れる。ネギは後でいい気がする。とにかく止まるな。止まったら、焦げる。それくらいの勢いで、振ったり、混ぜたり、セックスしたりするのだ。

 ここで、味の素の出番である。失敗したくないのであれば絶対に選択すべきであるカードの内の一つである。サンダーボルトや、ハーピィの羽箒のようなものである。料理に制限カードや禁止カードはないので、出来る反則手は全て使うべきである。

 味の素を、ヒクくらい入れる。自分に引くくらい。味見は最初はやった方が良いが、正直手を止めてはならぬと思うので、ここから先はフォースや、ミュータント・パワーを使って下さい。

 塩を入れる、すこし。びびってちょっとしか入れない位で良い。先っぽだけ、先っぽだけだから、と言っても最終的にはオイシイ思いをする様に、ちょっとだけで良い。

 こしょうをいれる、多くても良い。俺は多くてもオイシイと思う。

 醤油は、なかなか難しい。じょうずな人は、鍋肌で焦がし醤油を少量作って、においを付けるらしいが、個人的にパラッと感が一瞬にして去りゆく気がしてなかなかオススメが出来ない。

 これまで弛まぬ火力の歩みを継続してきた場合、多くの飯(ハン)がパラって居る筈である。

 火を止め、もろう。旨い。タマネギの旨みが主成分である。(味の素無くても旨い。あったらもっと旨いが)

 こってりヤってしまった場合、長期戦に成ると苦しい物がある(油が良いと、ヤられにくい)ので、早めに食べてしまおう。

 この炒飯はうまいです。引くくらい油を毎回入れていくと、適量が解らなく成ったりするので、「達した者ども」は、ちょっと気持ち少なめに入れるくらいで良いのかもしれない。

 でもさめたらまずいので、絶対に作り立てを食べよう。