まさおの脳みそ

ぼくの脳みそ

日記 ゲーム

 スーパーファミコンの電源を入れるあの瞬間、他の事は頭の中から消え去っていた。

 

 そんなノスタルジックな画が頭の中に思い浮かんだのは、子供が出来、我が子がゲームの熱に狂乱する姿を想像したからだろうか、それとも、ゼルダの伝説BoWが久しぶりにわくわく体験を俺に与えてくれたからだろうか。

 あの頃、僕はゲームが大好きだった。親が自営業の共働きで、しかも休みは平日なので、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行く機会が多かった僕は、毎日退屈だと感じていた。双子の兄妹はいたのだが、毎日24時間一緒にいたので、二人で出来る遊びはやりつくしていた。

 公園で野球をして怒られたりして、外で遊ぶ気力もなくなった。(球技禁止!の看板がちょうど増え始めて話題になったりした時期だった。)

 そもそも遊び道具が少ない家だったように思う我が家、かまってもらいたくて、勤務中の母や父に声を掛けるも、邪魔だから静かにお利口にしてなさい。とよく説かれていた。

 そんな中、ハローマックスーパーファミコンと、SFC版人生ゲームを買って貰った。良い思い出過ぎて、青山剛昌先生の事が好きになり、YAIBAも好きになった。

 家族で行う人生ゲームは、本当に楽しく、僕の穴にすっぽりとハマった。

 

 ゲームは他人に迷惑をかけない。自分が欲しいリアクションも、ゲームの中のキャラクターがとってくれて寂しくない。現実では親にもあまりかまって貰えない自分が、ゲームの中ではヒーローになれる。

 将来の夢は、ウルトラマンと答える自分にとって、承認欲求を大いに満たしてくれる体験だった。

 かといって、周囲がゲームにハマる僕をみて良い印象は持っていなかったように思う。長時間ゲームばかりしていたので、祖父は寂しがり、親はゲームを買ってくれないことが多かった。

 でも、そんな中、おじいちゃんと一緒に、最寄り駅の中古ゲームショップへ向かい、パッケージの裏の説明や、かっこよさ、料金などを、穴が開くほど見比べ、おじいちゃんにとびきりのおねだりをして買って貰ったロックマンXを、周囲の反対を子供ながらわかっていながら、罪悪感を抱きながらやるゲームは、本当にワクワクした覚えがある。

 ここ5年程は、仕事のストレスを抱えて、集中できなかったり、どこかで似たようなシステムを体験した気がする、オリジナリティのないゲームをして新鮮味を感じにくくなったり、家族が出来て、好きな時間にゲームできなくなったりして、僕の中から、ゲームが好き、と言う気持ちが遠のいていっていた。

 

 でも、この前、BoWをプレイして、久しぶりに、あの頃のワクワクを取り戻せた。新鮮味のあるゲーム性、一緒に奥さんと子供とスイッチを囲んでプレイできた所もあったと思う。

 

 ゲームと言う趣味は、ゲームを必要としない人間には、嫌がられるけど、僕はゲームや漫画で文字を覚え、雑学や常識を学び、多くの友人とつながるきっかけになった。なんといっても自分の中のエンターテイメントの極地でもある。

 だからもう僕はゲームから逃げない。

 youtubeでゲーム実況をし、広告収入で不労所得を得、好きなことでいきて行く!!!!!

 

 

 

 嘘です。(youtuberの下り)

 

 ※追記 是非、検索して、SFC版の人生ゲームのパッケージを見てください。青山先生のすげえ楽しそうな世界がそこに広がっていて最高です。(ゲームの中のイラストは殆ど違うものとなっています。天使と悪魔はかわいらしいですが、デートイベントとかは不細工しか居なくて、全く面白みはないです。)

 あの時のゲームパッケージの魅力は何でしょうか、自分でゲームを買えない中、千載一遇のチャンスで大人が買ってくれる機会に見るアレは、パンドラの箱のような、妖しくも、これ以上に無い魅力を放っていたように感じます。

メダロット2、ポケモン赤・緑金・銀ロックマンX、マリオカート、差がフロンティア、あのあたりのパッケージは本当に心をくすぐる魅力がありますよね。

 奥さんは、子供には絶対ゲームを買い与えない派だったので、ちょっと喧嘩した覚えがあります。絶対僕は与えます。今はスプラトゥーンや、マリオオデッセイを奥さんと一緒にやることで、何とか許しを得ようとしています。漫画とかゲームって絶対勉強になると思うんだけどなあ。

 

 更に追記 これです ふるくささ0

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