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【感想】スターウォーズⅧ 最後のジェダイ

 皆さまおはこんばんちわ。

 スターウォーズ見てきました。そんでしばらく時間が経ってしまったのであやふやなところもありますが、思ったことを書いていこうと思います。

 以下、モチのロンでネタバレが含まれております。注意。

 内容の前に、後悔している点として、Ⅶを予め復習しておくべきでした。と言うか全作復習しておくべきでした。結構序盤からトバシている描写から始まっていた気がするので、あれ、なんでこいつ倒れてんねんやっけ?とか此奴と此奴の関係性ってこんなやったっけ?とか何か所かあったので、そんなやきもきしながらストーリーを追うくらいなら初めから復習しておけばよかった。雰囲気でも十分見れますが。

 映画の感想として最初に来るのは、エピソードⅨどうすんの?!?!?!?です。

 SWサーガ的なストーリーラインというか、時系列的には今作はほぼほぼ進んでいないハズで、振り返ってみれば、追われていたレジスタンスがすげー数減らしながらも一矢報いた・・・・。位のもの?もっと大きな動きが見たいよ・・・。と言った感じでしたが・・・。でも、今三部作の根幹のハズの【レイの両親の正体】【ハン・レイア・ルークのレジェンドたちの活躍】【最高司令官スノーク(ラスボス)の正体と、その強さ】この3つが、ある程度今回でカタが付いてしまって、これ、エピソードⅨいるの?ってなってしまっています。

 

 レイの両親に関しては、僕もファンの諸兄の皆さまの意見と同じで、ミディ・クロリアンから生まれた子であるのではないか、と考えていました。両親の正体がわからず、砂の国、タトゥイーンで過ごしてきたというⅦでの描写を見れば、ある程度のファンは、その思考から逃れられないのはないかと考えています。

 しかし、今回ある程度明言された形で、何の変哲もない人間の両親から、借金のカタの為に売られたという風なことを提示されます。

 勿論、ある程度明言されただけであり、未だ回想シーンで振り帰ったわけでもありませんので、確証があるわけでもないのですが、これ以上の詰め様があまりない状態で、ポッと先の事実が解ってしまい、ほかの伏線があるわけでもないので、これ、で、おわ、り、?みたいな感じで、放り投げられた感が否めないまま、エンディングを迎えています。

 

 レジェンドたちの活躍と言う意味では、ハン、レイア、ルーク共に、個人的には納得のいく活躍をしたのではないかと考えています。ある程度。(100%納得のいく形にしようと思ったら、新主人公たちを食ってしまうからしょうがないよな)

 特に、ルークの終盤の立ち回りに関しては、感嘆の一言で、間違いなくベストシーンの一つに挙げられる、肩のホコリパッパのシーンは、見た瞬間痺れて、変なにやつきが止まりませんでした。あんなもん見せられたら、糞映画だったよね、とは言えない。

 作中、あるシーンで大物ゲストが登場し、そこから、所謂覚醒して戦闘に挑むのですが、ある種の縛りから吹っ切れた後のルークは、僕が好きで尊敬した彼の成長した姿であったように思うので、魂を揺さぶられました。大物ゲストは、エピソード2.3あたりでその柔軟さを出してくれてたらよかったのに。

 次回作に関しては、キャリー・フィッシャー女史が惜しまれながらも、亡くなってしまったこともあり、レジェンドが本当に本筋にあまり絡まない作品になるはずです。

 映画観終わった後はⅨでどうすんねんホンマ・・・。と思っていましたが、こうやって自分の中の感想をしたためていくと、なかなか熱い展開ではないでしょうか。レジェンドたちの残したものは今後どうなっていくのでしょうか。でも、やっぱりレジェンド最後大集合!大団円!エンドに比べるとしょんぼりするな・・・。でもこれはしょうがないよな。

 

 そして、最高司令官スノークに関してですが、エピソードⅦでは、SWでも珍しい超巨大なホログラムでの登場や、空気感、そして元人間っぽいけどなんやかんやあって不気味な姿になっちゃったよ~(シディアス卿の最後らへんの姿に似ている)といった風貌から、無限のカリスマ性を発揮し、ラスボスだとほぼ全員の人間に予測させ、過去のSWサーガに関わったいずれかの人間ではないかという予測まで盛り上がった、ストーリーの根幹でしたが、今回ホンマにあっけなく逝ってしまわれました。

 此奴死んだら、帝国おわりじゃね?え?エピソードⅨどうすんの・・・。みたいな感じで今終わっている、ハズです。生きているという伏線もなかったハズです。(同行者がエンドロール後、最後まで見ず退出したため、最後まで確認できていませんが、SW基本的にエンドロールあとは何もない為。)

 本当にこれに関してはどうすんだ・・・。と言った感じで、カイロ・レンさんには現状ラスボスと言う大任をこなすほどのカリスマ性が無いように思う為、Ⅸやっても倒してスッキリする敵、居なくね?と言うのが現状です。そのハズです。

 しかしこれについても、Ⅷ本編中に、遠隔フォースで部下をつかんで転ばせる。レンとレイのフォースの繋ぎ役を行う。全ての心の動きを把握していると自分で言っている。フォースライトニングを発する、戦闘時にかなり強力なフォースを操る(直接描写されたなかでは、作中でもトップクラスの強度・練度だったんじゃないのかなあ)等の描写もきちんとされていましたので、実は死んでいない説もあるのですが、それでもSWシリーズでは、登場人物の死はかなり淡泊でドライに描かれていることが多いので、本当にどっちかわかんない。せめて作中で、次作への解り易い伏線を描いていてくれたら良かったんだけど、俺が覚えている限りでは無く、そういう意味では次作の見どころ無くない?と言った感じでした。

 

 ほかに細かい感想としては、フィンとポーの活躍で、時間をクソ程取った割に意味があまりなかった寂しさ、フィンのあの覚悟の特攻を止めたローズも、Ⅷ単体のテーマとしてはすげえ意味あったけど、物語全体で見たとき、現状酷評もわかるし、あの良い奴風味だったハッカー(DJ)の裏切った後の投げっぱなし感や、どうせならもうちょっと見たかったファズマぱいせん(アレ女性ですよね?男性に見えた気もしたんですが)、それもうちょい早くやっとけや!という、ハイパードライブ突撃(描写はクッソ糞かっこよかった。でもずる過ぎない??紫お姉さんがやったから許すみたいな感じあるけど、あれ普通に作戦として出てきたら、すげえレーザーとかの強味とか魅力なくなるよなあ)等々、本当に数えきれない、なんで?と言う意見が膨らむ中で

 レイの強さと美しさ。レンとルークの過去、大物ゲストの参戦、レンとレイの背中合わせの共闘、ルークの最上の戦闘シーン、BBシリーズのボットの有能性、過去シリーズのリスペクトが詰まった描写の数々、R2との再会。最後には絶対頼りになるミレニアムファルコン、ルークの最期、等、熱く、美しく、滾るシーンも無数にあるので、うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1(良かったが、不満のようなものを語りたいきもち)といった感想であふれているのが現状です。正直、復習してもっかい見直さなければならないとも感じています。

 みなさんはどう感じましたか?

 僕は以上の感想ですが、ネットの酷評を見てもわかるー!!!と思う所もあるのが正直な気持ちです

 

以下追記

 ファズマ女性でしたね。ググったら素顔出てきました。綺麗な顔ですね。

 レイの成長に感じては、俺はよかったよな。と思う。
ルークのレッスン(その3って終わったっけ?)もありながらも、自分なりに、身の回りのフォースと対話しながら成長する姿は良いよなあと。
今まで、ジェダイ協議会がうっとおしかったり、余りにダークサイドを敵視しすぎて、なんかなー、と思っていたが、今回のレイは、暗い面も、明るい面も両方触れたうえで、レンに手を指し伸ばせる強さをもっている。アナキンの頃の窮屈な組織では無理だよな、この感じ。俺の見たかった修行シーンここにありって感じでした。
いままでのジェダイバイバイと言うシーンでは、大物ゲストが、伝説のジェダイの書とか伝統の大切な物シリーズを、ライディンで焼き払うシーンは好きでしたよ。伝統に取らわれんなよと言うのに気付くのが遅すぎですけど。
最期のシーンググって初めて知ったんですけど、少年フォース使ってたんですね。すげえ見逃してた。もっかい見たいなあ。