まさおの脳みそ

ぼくの脳みそ

未だに忘れられない過去

 衝撃的な事であったり、命の危険を感じたことと言うのは、なかなか忘れることが出来ないと思う。今回はそんな思い出の一つを書いていきたい。

 高校生の頃、クラスにI君と言う男の子が居た。その子の家に生えていた大木と似た、大きくて優しい、気の弱い男の子であった。

 僕は、高校時代は、みんなと仲が良かったが、グループ分けの時に、特定の人間と絶対に一緒になる、と言うことも少なかったので、気の弱いI君と、同じグループになる事が多かった。

 

 高校の卒業遠足のようなモノで、僕らはUSJへ行くことが出来た。今のようなCOOLJAPAN推しではない、純粋に映画ファンへのテーマパークだったころのUSJである。

 金曜ロードショー子守歌代わりに育った僕は、単純にこの機会が楽しみであった。

 この機会は、もはや大学への間もない期間で、クラスのやんちゃ気味の人間ですら、なんか調子に乗ったり、イジめたり、先生に迷惑かけんのダサ過ぎるから、辞めようぜ。大人になったじゃん俺たち・・・。みたいな空気で最高だった。

 だから、グループ分けとかも、先生は僕たちを信頼してノータッチで、お前ら決めてええよ。と言った感じだった。

 バックトゥと、ジュラシックパークターミネーター2だけ見たかった。それだけで金ローキッズの僕は満足出来た。ちょうどI君と、その友達のM君も、どこに行くか決めかねていたようで、僕らの需要と供給は一致し、一緒に回ることになった。本当は、女性と回りたい気持ちはあったけれど、クラスに女子は4人しか居なくて、すでにほとんどが彼氏持ちで、その内の1人は、【パパ】が居るという噂があるくらいの女傑で在った為、男だけで回るのが確実に平和であった。

 

 IとMと、ジュラシックパークの列に並びながら、I君が体臭キツイのにこんなに並ぶのは申し訳ない。と言っているのをなだめながらも、いよいよ僕たちに順番が回ってきた。

 輝かしい高校生活、一つになったクラスの皆、もうすぐ見える楽しい大学生活。その間の、青春の特別な1ページが今から始まるんだ。

 

 ここで、解説しよう。

 ジュラシックパークのアトラクション。今は変わったかもしれないが、当初の物は大迫力の急流すべりをイメージして下さい。

小規模(5-6人)で一つの舟に乗るようなものではなく、多分4-5人×4列ほどの20人位は優に乗れるような大きい舟の乗り物だった。

舟の安全装置(ジャングルを回りながらかなりの天空まで高度を上げてから一気に落ちるわけだから、当然必要だよね。なかったら死ぬレベルの落差。普通の急流滑りの比ではない危険度)は、一人ひとりに安全バーが設定されているものではなく、1列に、大きいバーが1本、お腹と太もも辺りを固定するようなしっかりしたモノが常備されていた。さすがUFJ。大企業の確かな安心を提供してくれる。

ここまで解説。

 

 僕らは、たまたま最前列、かぶり付きで、アトラクションを楽しめるポジショニングだった。

はっきり言ってこれは僥倖で、誰に邪魔されることもなく色んな恐竜とサイバーな施設が見れる。映画ファンとしては、至上のひと時。人生のピークであった。

 ガチャ。

 安全バーをお姉さんが下げた音だ。しかし、全然お腹にバーはついていない。

 これはよくある事で、ある程度までスタッフがバーを下げた後、機械が勝手に乗客のちょうどいい高さまで、アジャストする機能が、アトラクションには往々にしてついている場合がある。そう僕が思っている間に、行ってらっしゃい!の声とともに、舟が出発した。

 バーは依然と下がらない。

 右を見た。I君だ。大木の様だと比喩をした彼のからだには、ガッチリと、バーが食い込んでいる。

 ガッチリと、バーが、食い込んでいる。

 

 奥のM君と目が合った。彼の目からはいつもの生意気な光が消えていた。

 I君のボストロールの様な体系に阻まれて、安全バーは僕らの臀部のはるか上で止まっている。スカスカだ。つまり、しがみ付くことはできるが、お尻は浮くし、落ちる時に舟から飛ばされる事も考えられる。

 文字通りの、デッドオアアライブ。僕らを殺すのは、恐竜ではなく、ボストロールだ。

 辺りの穏やかな恐竜たちの景色など、僕とM君の目には入らない、安全バーを無理やり下げようとした。無駄だった。

 後ろを見る余裕もない。僕は、生きる為に頭をフル回転させた。たぶんあの時が一番脳が活性化した。

 ふと、足元を見ると、手荷物を見つけた、これを、バーとお腹の間に入れると、隙間が埋まって、生き延びることが出来るかもしれない。M君にアイコンタクトでそれを伝えたとき。僕の目の前には、終焉を感じさせるT-REXが、雄たけびを上げていたーーーーー・・・・。。

 ガクっ、身体が浮いた。眼鏡が飛んでいきそうだ。しかし、バーを持つ手を緩めることは、最悪死を意味する。M君は、普段クールなキャラだが、思いっきり叫んでいたように思う。鞄の中がスカスカで、ほとんど意味がないじゃないか。そういうことを感じながら、落ちていった・・。

 

 結果僕らは生還した。生き残った、M君を見ると、5歳ほど老けて見えた。人間、こういう時、本当にそうなるんだ・・・。そういうことを感じながら、先へ進むと、写真コーナーがある。ジュラシックパークのアトラクションは、最後の落ちていくところの、写真を勝手に撮影し、気に入ったものは後から買えるサービスを行っていたのだ。

 気も抜けていたので、本当に、ふっと見た写真には、全力でバーをつかむ僕とM君に挟まれて、普通に怖くて泣いているI君が写っていた。

 泣きたいのは俺らじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 以上が、僕の体験談ですが、正直、年月が経つにつれ、忘れていることもあるので、すげえオーバーな描写だったりします。が、あの光景は忘れることはない。

 ちなみに冷静に考えると、器と一緒に中身の物が落ちても、ほとんど器の中身は損なわれない事から、そこまでガッチガチに安全バーで固定する必要もなかったのかな、と思います。そうじゃないと親子で乗る人とか、子供が僕と同じような体験を毎回していることになるもんね。でも、あの時は、本気で死ぬんじゃないかと、心底ビビった。

 

 ※追記

 バーは実質お飾りでも、力学上問題ないそうです。と知恵袋に乗っていたんで、ただただ僕が勝手にビビっただけの話ですね

【ドラマ】BG・隣青・もみ冬・99.9

 前回の記事の続きです。

 

 ・BG~身辺警護人~

 木村拓哉主演。

 元々超凄腕のボディーガードだったキムタク。今は引退して、民間のガードマン派遣会社で交通整理の仕事をして暮らしていた。

 そんななか、会社内部で、ボディーガード専門の部署を設立することに、現金輸送関係のガードマン等、各部署のエリートたちが集められる中、元の来歴を知る上司によって、そこに転属を勧められるキムタク。しかしBGの世界では、一度失敗した者は、信用がなくなるので、引退せざるを得ない。それに、1度引退した身で、ブランクもある。断ろうとしたが、身分を隠して、もう一度BGをやる様に口説かれてしまう。

 伝説のBGの復帰、警察やSPとの確執、個性の強いメンバーとの仕事、キムタクの明日はどっちだ!

 と言う内容。

 今更ですが、覚えも完ぺきではないし、ネタバレあります。注意。

 

 このドラマを一言で表すと、キムタク。です。

 

 1話の序盤のあらすじは、前述した様なものだったはずなので、僕は感心したんです。今までのキムタク出演の作品は、他の作品に比べ、キムタクKAKKEEEEEEEEEの要素が強く(しかも涼しい顔でやってのけることが多い。)それが面白いんですが、ちょっとパターン化され過ぎていた気がしたから。(ドラマオリジナル脚本でキムタク主演だと、脚本家が、緊張してしまうんでしょうか、それともキムタククラスになると、脚本に手を出せるんでしょうか、それともたまたまでしょうか)

そんな中、ちょっと中年感を態と出し、交通整備のおじさんの服まで着て、更にあんまり動ける設定ではなかった。こんなキムタクが出てきたんです。ブランクが戻るまで、長年の経験でアドバイスしながら、周りの個性たっぷりの人間を動かして、チームワークで、大きい仕事をやっていくんだ!と思いました。

 しかし、1話の後半に行くにつれ

 ブランクがある→ちょっと走りこむだけで戻る。体力もかなり戻る。作業員のおっさん感はかっこいいスーツを着た瞬間に無くなってしまう。

 

 個性豊かなチームメンバー→空気。ライバルっぽいキャラは1話の途中で一時的にBGチームから外れる。(2話の最後の時点では、まだ帰ってきていない)間宮君はほんと一般人感がすごくてかなしい。

 

 チームで協力→キムタク一人で解決をほとんどしている。他の人間はシーンによって邪魔ばかりしている。

 

 みたいな感じになってしまい、2話の時点では、安心するいつものキムタクドラマになっていました。

 いつものキムタクドラマと言っても、僕の期待から外れただけで、ドラマとしての本筋は王道一直線で、かなり面白く、完成度も高いものになっているように思います。

 

 派遣のBGにしては、かなり見ごたえのあるアクションシーンがあり、民間企業のスケールでは完全に無いので、良いです。

 気になるのは車のエンブレムでしょうか、スポンサー等の関係かもしれませんが、セダン車等のエンブレムが、公式のものではない、オリジナルの物を付けています。ファンからしたら【スマステーション】のエンブレムに似ているようですが、主観では、バカでかい糞ダサいものにしか見えないです、あの映像作品をあれだけでかなり安っぽくしてしまっているので、是非何とかしてほしいです。

 良かった点は、上記以外のところすべてです。お金をかけているのか、他のドラマでたまに見かけられる、安っぽさみたいなのは無かったな。99.9、アンナチュラル、BGは特に見受けられにくいです。

 

 ・隣の家族は青く見える

 この作品に関してだけ特に途中から視聴しているので、よりざっくばらんな紹介だが、

 あるデザイナーズ集合住宅に4組の過程が共同で入ることになった。その住居は、一つ一つの家は別々なのだが、お洒落な庭が、各住居の入口と隣接している共用スペースになっているような、ユルい共同生活を送れるような家だった。

 そして、各家族には、他人には言えない悩みや、思い・問題があるが、共同生活を通じて、他の家族とかかわるうちに、所謂隣の芝生は青く見える状態になったりする・・・。と言う感じの内容だ。

 ※良い点

 ・各家族の人間性が良い

 ヒューマンドラマのわりに、ムカつく人間が少ない(居るが)。良い人間が多く、視聴に大きなストレスを感じない。視聴前は、他人にうらやましいという気持ちを抱かせるような作風で、視聴するのに体力が要るんじゃないかなと思いましたが、ふわっと見れる。

 ・各家族の問題が深い。

 夫婦生活の中で妊娠出来ずに、不妊治療への興味を持ちだした家族。同性愛者同士の男性二人組。過酷な業務に耐え切れず、早期退職を行った父親と、インスタが好きでちょっと見栄っ張りな妻と、子供二人の家族、訳アリなイケメン旦那と、ラブラブなイケイケ女性の夫婦(子供欲しくない)。

 この現代、考えるべき問題をちゃんとテーマに据えているのは、個人的に好感触だった。

 前述した、みんな性格が基本的には良い、と言う所もあって、皆オトナな感じで、問題と冷静に向き合っている姿勢も好感触だった。

 

 ・深キョン

 深キョンはかわいい。

 

 ・松ケン

 松ケンはかわいい。

 

 ・勉強になる

 特に不妊治療に関しては、無知だからこそ、失礼な態度を取ってしまう人間が多いと思うが、そういった人間にも解り易く、この問題を学べるような作りとなっている。

 マツケンも、不妊治療に関してちょっとドライに見えるけど、本質的には滅茶苦茶良いやつで、反応は薄いけど、行動はしているし、世の旦那さんが、参考にしやすいんじゃないかな。

 

 悪い所

 ・見栄っ張りインスタババアの存在

 彼女の存在がなければ、このドラマはこのドラマ足り得ないのだろうけれど、それでもムカつくことはこの上ない。他人の家庭に口を出し、気に入らない事があれば夫にぶつける専業主婦。心が痛い、母親としては素晴らしいのだが、それだけ。俺の個人的に嫌いな人間像の極値をそのまま持ってきた感じ。不快。

 多分この人の悩みとかの回が放映されれば、手のひらひっくり返しまくるんだろうけど、今ほんま嫌いなんだよな。

  

 

 

 ※※もみ消して、冬~わが家の問題無かったことに~

 家族全員がエリートで、医師、弁護士、警察官の3兄妹が、巻き起こる不祥事を、それぞれのスキルを活かして、もみ消していくコメディ。

 末っ子の検察官(山田良介)(超善良)が、怖い兄と姉のケツに敷かれて、モノを盗んだり、不法侵入したり、嘘をついたり、そういった悪い事を行っていき、不祥事を糞力技で解決していきながらも、その中で、家族愛等を改めて実感するハートフルなシーンを入れてお茶を濁したりする、コメディ。

 良かったたところ

 ・SE

 火サスのアノSEとかを使って、ショッキングな様を表現していたりする、ホンマに王道なんですけど、鳴るとわかっていても、実際にそのSEを聞かせて、クスリとさせてくれるのは良い。

 ・次回予告

 次回予告の絵力がすごい。蓋を開けてみると大したことは無かったりするんですが、オーバーな引きのばかばかしさは良いです。

 

 ・波留

 個人的に好きなんだよなあ。

 

 

 悪かったところ

 ・不祥事の規模の小ささ

 完璧すぎる超大物達の家庭が、ほんの小規模の不詳事に、大慌てして、全力でもみ消しに行く。と言う設定がめちゃくちゃ面白いので、不祥事の規模を大きくしにくいのは理解できるのですが、いくらなんでもしょぼ過ぎでは?と言う回があったりする。でも最終回になるにつれエスカレートしていく図式ならば、それはそれでいいです。

 ・マンネリ感

 もう出てきている。早くない?俺がライトに見過ぎているだけ?

 全然毎週あっさり見れるんですが、でもはよ次見せてくれ!おもしろい!となるドラマではないです。

 もっと、素材とか設定は良いから、爆発させてほしいなあ。

 

 

 99.9

 松潤が弁護士のドラマ。

 普通の弁護と違い、刑事事件の専門の弁護をテーマにした作品。

 99.9とは、刑事事件が99.9%が有罪になると言うことが由来のタイトル。 

実質逆転裁判的なアレ。それのシーズン2。

 

 開始2話目にして、前シーズンでの最大の謎を回収したハズなので、これから先どうなるのか。

 多分一番面白そうですが、まだあんまりちゃんと見てないんだよな、一気見したい。

 

 

2018冬ドラマ感想

 僕は元来アニメとか、ゲームで時間を潰す人間であったのだが、生活リズムが変わった事、同じコミュニティの人間と話を合わせるうえで都合が良い事からいつの間にかドラマを見るようになってしまった。(見ると言っても、書き出してみると少なかった。恥ずかし)

ゼルダの伝説等のゲームやゲームオブスローンズ等の海外ドラマを見た方が刺さるということは知っているのに。知っているのに。

 

 と言うわけで感想です。どうぞ

 

 ※※簡潔に一言で各ドラマ感想※※

 ・トドメの接吻 ダブルチーズバーガー

 ・アンナチュラル ゴン=フリークス

 ・ファイナルカット チープ感のある冴羽 獠

 ・リピート スレンダー女子より、ふっくら女性が好きな人は、毎週貫地谷しほりの天使っぷりを見て癒されよう。ありがとうございます。これに関しては、完全に海外ドラマより秀でております。冬の貫地谷しほりは女神。

 ・BG 木村拓哉

 ・隣の家族は青く見える サラダボウル

 ・もみ消して、冬 無

 ・99.9 楽しみ

 

 ※※以降感想

各あらすじはHPを見てくれ。俺もかなりざっくりではあるが書くが。

未だどのドラマも序盤なので、ネタバレも糞もないが、それでもネタバレ全開で書くので、注意を。

 後、適当に流し見した作品もあるので事実と違っていたらごめんなさい。

 

 長いので、上記4作の感想。

 

 ※トドメの接吻

 

www.ntv.co.jp

 山崎賢人(ホスト)が、門脇麦ちゃんにキスをされたら、死んで時が巻き戻っちゃった!死神みたいな麦ちゃんから逃げて、自分の死ぬ運命を変えちゃうぞ!

 というあらすじ。2話位の時点では死に戻り系ですね、Re:ゼロから始める異世界生活を思い出す。

 

 1話の序盤から、これは伏線だなあ。・・・と、すると、最終回はこういう展開になるのかな?みたいな事を考えるも、その伏線回収がなかなか早かったりして、最終的にどういった話にしていくのかが見えにくいのが現状です。(伏線回収早すぎ問題)

 伏線回収早すぎると、次週へのヒッパリが弱いんですよね。

 良い点

 ・山崎賢人君のかわいさ。

 山崎賢人君は、後述する窪田正孝君とW主演だったドラマ版デスノートで初めて知りました。演技力とかは僕は正直あんまりわからないですが(ネットで演技下手だなあと言う意見みても、実際にドラマを見ると気にならない)愛すべきドラマであったため、主演の二人は好きになりました。その後、両人ともに驚くほど流行り、供給過多なほどテレビに出てくれ、TVを普段あまり見ない僕でも、継続的に見ることが出来て、更に好印象を抱いている中、今までかわいい系の演技が多かった彼が、エロくて、したたかなホスト役を演じているのは、新鮮味があり良いです。1話序盤の釈由美子パイセンとのキスシーンはエロ過ぎて、良。でした。そんなキャラクター像ですが、隠しきれない賢人君のかわいさがにじんでるシーンが多くて良いです。と言うか賢人君の好感度が一定以上無いと、主人公のホストが結構嫌悪感のあるキャラ設定なので、見続けることが難しいと思います。

 ・わかりやすさ

 物語が解り易い。序盤は生死の掛かった展開の連続で、デッドオアアライブ感・疾走感がある。タイムリープモノになってからも解説役がいたりして、初心者歓迎感がある。

 ・新田 真剣佑

 良い。イケメン。好き。一緒に遊びに行きたい。

 結構前からかっこいいなあ。と思っていましたが、昨今バラエティとかでもたまに見かけることがあって、やさしそうなのに、オス感があってよいです。

 役柄もナチュラルな感じで〇。

 主人公(賢人君)の恋敵的な配役なんですけど、これの間に挟まれる空間良すぎでしょ。エデンかな?

 

 イケメン二人に挟まれる、初心者にもやさしいタイムリープものと言うことで、何となくダブルチーズバーガー感があるな。と思いました。キャッチー。でもあんまり深くはないと思う。

 

 ・悪い点

 ・チープ

 万人が頭をそこまで使わず見れるのは、非常に良いと思うんですが、ストーリーの根幹をもうちょっと匂わせた方が、1本筋が通って、見易いのではないだろうか。結構短距離の目標ばかりが提示されるので、奥深さはあまり無い様に思う。マクド

 ・伏線の解り易さ

 わざと解り易くしているんですが、それでも、もっとこのテーマに関してはじっくりヤったら?感のあるものも、もったいぶらずに視聴者に提供してくる。

 ・主人公の頭の悪さ

 もっと狡猾にするか、逆に人の良さをにじませるかしてほしい。現状子悪党感が強すぎて魅力が全くない。

 ・門脇麦

 麦ちゃんのキャラクター好きなんですけど、もっとヒロインヒロインしてくれれば良いのにな。

 俺は麦ちゃんヒロインとして見てるから不満があるけど、新木優ちゃんをヒロインとして見た方がいいのかもしれない。

 麦ちゃんの存在をミステリアスにするのが目的で、情報を小出しにしているのであれば、それは謎の彼女Xのように、情報があまりなくても魅力的なキャラクターを作り出すべきだったように思う。今魅力あんまりない。

 

 と言った感じ。ファストフード感のあるドラマです。でも、期待を裏切ってくれるにおいがプンプンするので、これからのストーリーが楽しみです。

 

  

 ※アンナチュラ

 

http://www.tbs.co.jp/um/img/cover.png

www.tbs.co.jp

 死体を解剖し、研究・事件性・危険性が在れば究明する、不自然死究明研究所(UDIラボ)と言う架空の組織の活動を描くドラマ。海外ドラマのBONESに近いだろうか。

 石原さとみ(勝利)窪田正孝(勝利)君が出てくる。ありがとう。

 特に石原さとみのメイクや、衣装は好きですね。ありがとう。

 

 良い点

 ・1話。良かった

 石原さとみの更衣室のシーン、ホワイトボードの出勤表でのわざとらしくない名称紹介の演出、逆に顧客に対して、と言うていで行われるUDIラボのわざとらしい説明、テンポがまあまあ良かった気がする。知りたいとこには時間かけてくれて良い。こいつはこんなキャラと言うのが、言葉でそこまで表現されてなくても解るようになっていた気がする。

 話の規模が、所謂推理モノを期待していた自分がびっくりするストーリーで、良い意味で裏切られたな。と思った。さじ加減を間違えると、は?!こんなオチ馬鹿かよ!推理する意味ないじゃん!!!!ばーか!!!!!!!となるが、あー、うらぎられた!と思ったので、こういうのもっと下さい。(ミステリ作品ちょっと興味あったときに、モルグ街の殺人を見たときに、は?!こんなオチ馬鹿かよ!推理する意味ないじゃん!!!!ばーか!!!!!!!となってしまった覚えがあります。素晴らしい作品なんですけど、作品の過程とか時代を取っ払った時に、俺はそう思ってしまったんじゃ)

 発想のスケールが大きいと感じたため、このドラマを一言でいうと、ゴン=フリークスだろうな。

 

 ・窪田君かわいい

 窪田君は良いです。友達になりたい。一緒に洗車したい。教えて欲しい。

 アクション出来て、バイクに乗れて、かわいい後輩と言う空気感があり、演技がうまいと思う(うまい下手解りませんが)ので、最高。眼鏡。最高。

 所謂一般人ポジションなんですけど、詮索深過ぎる所と、突っ走ってしまい過ぎ感があり、ここの描写は、所謂伏線になっているのかなと思うんですが、彼が実は相当イカれているキャラだったら嬉しいのにな、と感じています。

 

 ・恋愛要素に関して

 人間関係のドライ感というか、そういう描写が良いと思う。臭さが今のところあまりないので良いです、HPによると、井浦新さんと石原さとみが一番メインだと思うのですが、この二人の関係性は良いです。井浦さんの演じる中堂系と言う人間は、ビジネスライクで人間嫌いだと思うんですが、それでも、職場の人間の生死がかかる場面では、人間味があるが、余りデレない対応をしてくれるので、このキャラ造形は良いな。と思いました。普通ならベジータみたいにデレちゃうよなあの場面。何シーズンも続けて欲しいこの感じ。窪田君は、女性視聴者へのサービスシーンは多いんですが、おそらく石原さとみとはくっつかない感じがするので、お願いだから爆発力のあるシリアルキラーだったりしてくれないかな。

 

 

 悪い点

 ・特にない

 思い返すと特にない。気がする。2話はスケールで言うとそこまで大きくはなかったですが、サスペンスを見るぞ!と思って見ると、きちんとサスペンスなので、良い。

 ・2話井浦さんの、電話を受けてからのシーンを増やしてほしかった。あそこが一番見ていて気持ちがよいので。危機的状況が起こってからの石原さとみが、冷静で見ていてイライラしなかったのはよかった。

 やはり悪い点は今のところ無い。

 

 

 ※FINAL CUT

www.ktv.jp

 エスカレートするTV局の取材・編集。

 冤罪だったにも関わらず、行き過ぎたワイドショーの偏向報道で、犯人扱いされ、自殺した女性が居た。その女性の子供(亀梨くん)が、TV局に復讐するストーリー。

 復讐劇としてのテンプレート的作品で、1話に1人に対して復讐を行っていく。

 

 良い点

 ・復讐の動機付けが良い

 作中のTV局がやって来たことが、ダーク過ぎて笑える為、よっしゃやったれ(復讐しろ!)感があり、何の罪悪感もなく主人公が復讐する姿を見ていられる。1話は良かったと思う。

 復讐劇と言っても、ゲロ吐くほどブラックな感じではなく、結構あっさりスナック感覚で行っていくので、見る分には気楽。あっさり。

 

 ・ワイドショーの描写

 ミヤ〇屋をモデルにしたのかな?と思わせる、キナ臭いけどどこか魅力的なワイドショーをきちんと作り上げている。人間の汚さを再認識させてくれるし、亀梨くん、コレ、ぶっ潰そう。と視聴者が思える敵役がきちんと存在している。良い。

 何より、藤木直人演じる、宮根〇司感のあるMCが非常にキャッチーな悪役でいいです。僕は頭の良い極悪人を見たことがありますが、その人の思考と似ているキャラクターで、個人的にリアリティがあります。

 

 ・演者

 亀梨君良いです。トリプルフェイスを使って、捜査・復讐を行うのですが、動けて顔も良い。良いです。ドラマの雰囲気に合っている。色んな服装来ても、違和感はそこまで無い。雰囲気も重くし過ぎていないので、本当に気軽に見れる。でも重くすべきシーンでは、ちゃんと感情を出してくれているので、良いなと思いました。

 橋本環奈ちゃん。かわいい。好きな僕が見ても、むっちりとし過ぎている(好きの極致に近づいている)(磯山さやかのベクトル)ので、常人から見たら、ちょっとぽっちゃり気味に見えるのかな、と感じていましたが、奥さんから見ても、クッソかわいいらしいので、凄いタレント。役柄も、かなり軽い感じで、演技に違和感がないので良いです。今のところハシカンファンが毎週見れるだけのサービスシーンはあるので、見るモチベーションになります。

 栗山千明さん。きれい。ハシカンの姉ちゃん。出会いの少ないキャラクターを演じる中、恋をしてしまった時のかわいさ。違和感のないキャラ造形で、良い表情とかが見れるので、幸せ。キャスティング〇。

 ちなみに、ハシカンとも栗山千明とも、過去の炎上事件の真犯人を探す重要人物の為、亀梨君に騙されて付き合っている。男性の理想。この姉妹に挟まれて俺は死にたい。

 

 悪い点

 ・決め台詞

 すべてをダメにしてしまっている。しかしこのドラマを大いに記憶の残るものにしている為、一概にダメとは言えないかもしれない。でも要らない。

 ・頭の悪さ

 アンナチュラルの良いところは、割とみんな頭が良く、展開に無理がないところだったんですが、ファイナルカットでは、登場人物割とみんな抜けている所があり、リアリティが全くない。ぐだってたりする。

 藤木直人は、シーンによってはすげえ先読みしてたり、賢いな。と思えるところはある。

 結構題材も、キャストも、テンポも良いのに、決め台詞で台無しなところは、スケベなところだけが残念な冴羽 獠感がありました。しかし冴羽 獠は本気を出すと凄いので、本気を出してほしい。最終回に対しての伏線はちゃくちゃくと敷いているので、お願いだからおもしろさ爆発してくれ。

 

 

 ※リピート

 

www.ytv.co.jp

 タイムトラベル物。

 ある人物に突然集められた、性別も年齢も異なる10人の人間。彼らを招集した人間は、なんと過去に戻る力があると言う。訝しむ彼らに対し、当てる事が困難な予言を見事的中させた彼は、集めたメンバーに、良かったら過去に戻ってみないか?と提案する。

 本当に10か月過去に戻った彼らは、これから起こる不幸を変えたり、幸せになる為奔走する。 

 という話。

 

 良いところ

 ・貫地谷しほりの聖母感。かわいい。好き。

 ・仮面ライダーナイトが出演してる。良い。久しぶり。身長高い。

 ・ぱるるのヤバさに合った配役。

 

 ・ストーリーはよくあるタイムトラベル物、タイムトラベルが出来る謎の男が怪しく、サスペンスめいているが、基本的には、10か月戻った面々のやり直したい過去と、変えようとした結果が、1話ごとに描写される群像劇的なアレ。感動する場面もある。

 登場キャラクターが憎めない人が多く、愛着がわいてくる。

 最終回によって、評価が変わりそうなドラマ。謎の男の正体・一見無作為に集められたメンバーの共通点等、気持ちよく披露して気持ちよく終わってほしい。

 

 

 悪いところ

 ・今は特にない。しょうもない最終回だったら嫌だなあ。